北川恵海の70万部を超える大ベストセラー「ちょっと今から仕事やめてくる」がついに舞台化!

昨今、大きな社会問題になっている「ブラック企業」「長時間労働」「パワハラ」そんな社会の真っ只中で必死に生きている若者たちの姿をユーモアや切なさを交えてお届け致します。

脚本は巧みなセリフ運びとユーモアにあふれた人間ドラマの作り手として定評のある田村孝裕、演出には数々の演劇をはじめ、近年ではオペラを手掛けるなど多岐にわたり、活躍をみせる深作健太が初タッグ!

最高のスタッフ、キャストによる待望の話題作『ちょっと今から仕事やめてくる』がついに誕生します!
青山隆(飯島寛騎)は、ブラック企業で働く若手社員。
学生時代、同級生の岩井(葉山昴)と一緒に語り合った理想の社会人生活とは程遠く、仕事のノルマの厳しさや部長の尾高(田中健)から叱責される毎日だった。そんな青山にとって営業成績が常に優秀な五十嵐(中島早貴)は唯一尊敬する先輩であった。

ある日、青山は疲労のあまり駅のホームで意識を失い、危く電車にはねられそうになってしまう。そんな青山を救ったのは、幼馴染みのヤマモト(鈴木勝吾)と名乗る男。だが、青山には彼の記憶がまったく無かった。大阪弁でいつでも爽やかな笑顔をみせる謎の男、ヤマモトと出会ってからというもの、青山は本来の明るさを取り戻し、大きな成果を上げるチャンスもめぐってきた。

そんなある日、青山がヤマモトについて調べると、出てきたのは三年前に激務で鬱になり、自殺した男のニュースであった。ニュースに出ていた男はまさしくヤマモトだった。ではあのヤマモトと名乗る男は一体誰なのか?